おじいちゃんと原体験

f:id:attsumi:20161113141541j:plain おじいちゃんが亡くなった。84歳だった。

いろいろ思うことはあるけれど、ある原体験の話を残しておきたい。

20年くらい前、私のおばあちゃん - おじいちゃんにとっての妻が亡くなった時、おじいちゃんは喪主の挨拶を笑顔で執り行った。 火葬の最中、親戚とかが集まって行う軽食の時もお酒を飲んで、周りの人たちとワイワイと楽しそうに騒いでいた。 当時、10歳くらいだった私は「おじいちゃんはおばあちゃんが死んで嬉しいのかな?看病が大変だったから良かったと思ったのかな?」と嫌な気持ちになった。

けれど、葬式が終った翌日から、毎日、仏壇のおばあちゃんに向かって手を合わせるおじいちゃんを見て、考えが変わった。喪主の挨拶を笑顔で対応したのも、飲んでワイワイ騒いでいたのも、急なことにも来てくださった人たちへのおもてなしだったのでしょう。あぐらを組んで、仏壇に向かうおじいちゃんの後ろ姿は忘れられない。この一連の出来事が「態度の真意を自分の想像で決めつけてはいけない」ということの原体験となった。

おじいちゃん自身がしたこと( = 葬祭の席で笑顔でいること)は、きっとして欲しいことだろうと思って、通夜でも葬式でもニコニコしていようと思った。だけど、すんすんと泣いてしまった。おじいちゃんごめん><遺影、孫の結婚式で酒飲んで顔が赤い写真で、まじでクールだったけれど、涙を誘うじゃない。

月並みだけれど、その人がいなくなってもその人が与えた影響や思い出というものは無くならないわけで、色々と与えてくれたおじいちゃんには感謝だなーと思う次第です。おじいちゃんが面倒を見ていた植物をいくつかもらってきたので、いい感じに育てていきたい。

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

1.はてなブログを始めたきっかけは何ですか?

β版リリースと聞いて。

2.ブログ名の由来を教えて!

日記ブログなので。

3.自分のブログで一番オススメの記事

おすすめ・・むずかしい。
よく読まれているという意味ではこれです。
attsumi.hatenablog.jp

4.はてなブログを書いていて良かったこと・気づいたこと

アウトプットする習慣がついたこと。
ブログがきっかけに人と知り合いになったこと。

5.はてなブログに一言

開始25歳だったわたしは30歳になりました。
これからも一緒に時を重ねていきたいです。

http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary

161007

10月から新卒の後輩デザイナーが部署移動、今日で同僚デザイナーが1人最終出社で、先月まで4人いた開発チームのデザイナーが2人になる。
今日最終出社の同僚デザイナーはもともと友人で、最初にこの会社のことを教えてくれたのは彼女だったこともあり、寂しいのもすこしあるけど応援したい気持ち。
部署移動になったデザイナーのところにいったところ「細かいタスクが増えてやばい」といって、自分からカンバン作ってタスクを可視化してた。

161005

友人の日記に登場した。私の日記にも友人に登場してもらいたいと思った。

君の名は。」を見に、二子玉川の映画館へ。
背景がすごい綺麗だった。時系列がうまく飲み込めないのか、途中から???となってしまった。

160930

秋がやってきた。

引越しをして通勤時間が短縮したことで、お弁当をつくることができるようになった。駅前のスーパーで食材を買って帰る生活になった。(25時まで営業しているなんてすごい)

「東京には秋はないですよ」って同僚に言われた。わたしにとっては初めての東京での秋。
でも、家を出てバス停までの道では、金木犀の香りがするし、お弁当の中身はキノコの炊き込みごはんと、さんまと、豚汁だし。

会社では、入社半年になる9月の頭に、全社5人くらいに選ばれる月間MVPに選んでもらえた。評価をされる機会があまりなかったので、ほっとした。でもやっぱり嬉しかったのか、受賞の挨拶的なのでは話しすぎた気がする。

生活と仕事が少しずつできるようになってきた半年だった。今までは、やらないといけないこと・やりたいことを、一気にやろうとして失敗してた。
華やかなイメージの東京にきて、私ができるようになったことは、地味だけどおおきなことだった。
こつこつやる、時間のかかることは時間をかける、できなくても落ち込まない、とかそういう小さいことの積み重なり。

そんな私が次にやりたいことは、行き帰りの電車で小説を読む、休みの日に気になる展示に行く、です。