ほんとうにいやなこと

ほんとうにいやなことからは、
 逃げ出していいのだと思っている。
 必死で叫んで助けを呼ぶこともおおいによいと思う。
 世界中には、逃げられない場にいる人だっているし、
 助けの来られないところで立ちすくんでいる人もいる。
 それは知っているのだけれど、
 まずの基本は、「ほんとうにいやなことはしない」だ。
 力ずくでさせようとしても、エサで釣っても、
 人は「ほんとうにいやなことはしない」。
 だから、「ほんとうにいやなこと」というのは強いのだ。
 
 ひとりひとりが、「ほんとうにいやなこと」から、
 命がけで逃げ出していたら、
 世の中は、もう少しましになっていたんじゃないかな。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
それは、つまり、他人のせいにしないってことでもあるね。

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今日のダーリンから。

「ほんとうにいやなこと」なんだろって考えたんだけれど思いついた。

「自分が良いと思えないことや良いと思えないやり方で人に勧めること、罪悪感を伴うことをすること」かも?ほんとうにいやなこと。

高校卒業してすぐくらい、いちにちだけ派遣のアルバイトをした時に、新規オープンしたガソリンスタンドのチラシが入っているポケットティッシュを配ったこと、思い出した。

1件1件ピンポンを押して「ご挨拶にきました」ってインターホンごしに伝えて、相手の人がドアを開けてくれたらガソリンスタンドの宣伝をする。最後に「お時間ありがとうございました」って言って、ティッシュを渡して帰る。何十件、何百件と。土日のお昼から夕方にかけて。ピンポン押して、でてきてもらって、自分の宣伝をしてティッシュをわたす。(あの時は)ひどく勝手なことをしているなぁ、こういうことはしたくないなぁって思った。