6月27日、大阪・中津のレトロ印刷さんとminneさんが開催されたワークショップにいってきました。
ワークショップの内容は「2016年のカレンダーをレトロ印刷でつくるための、知識やアイデアを身につけよう」という趣旨です。いつかカレンダーを作りたいと思っていたことやレトロ印刷さんに行ってみたいなーと思っていたこともあり、今回参加させていただきました。
おもったこと
カレンダー、日付をキャンパスに描いたらできるものだから、そんな難しいものでもなかろうと当初思っていました。
でも実際は紙に印刷したあと、プロダクトとして体をなすための製本作業が必要で、そのあたりはまったくイメージついてなかったので、今回、たくさんのカレンダーを見たことで、カレンダーの仕様がイメージつきやすくなったように思います。たとえば、カレンダーをちぎるためのミシン目をつけるかつけないかとか、つけないならどうやって古い月のカレンダーをどう扱うかとか。
過去のカレンダーを見せていただきました。
こちらのカレンダーは、裏面に●を印刷していて、表から見た時に透け感を楽しむといったものでした。
単色もかわいいですね。
製品の観察はふつうのお店屋さんでもできるのかもしれないけれど、レトロ印刷さんならではの加工方法とかもあるので、おもしろかったー!それになによりどのカレンダーもかわいい〜
レトロ印刷さんの工場見学もさせてもらいました。
これは糸綴じのマシン・・かな。右下にある糸は30種類ほどあり、好きなものを選べるようでした。
印刷は2色刷りまでしか一気にできないということで、それ以上になると、一日乾かしてから再度2色ずつ印刷するそうです。
版です。
印刷・製本のいろんな部分を手作業でやられていることにも驚きました。
たとえば、レトロ印刷さんには中とじミシン製本といったものがあって、本を糸でとじる製本があるのだけれど、その糸の端処理を、スタッフさんがひとつひとつのり付けしていたり・・・
おしゃれなひとたちがたくさんくる手作り系イベントに、Githubの Octocat のTシャツをきてきてしまったので、これは・・・と思っていたのですが(Octocat かわいいけれど)
入り口でminneのスタッフさんが「あ!Octocatですね!デザイナーさんですか?」と話しかけてくださって嬉しくほっとしました。
カレンダー作るの楽しみです。わたしは卓上カレンダーを作る予定です。