今の仕事を選んだ理由

今週のお題「今の仕事を選んだ理由」
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ひさしぶりの更新です!今日の京都は雪でした。さむすぎる。

今、私は「デザイナー」としてウェブのデザインやマークアップ、グラフィックのデザインをしているのですが、今の仕事に至るまでの経緯みたいなものをつらつら書きます。しかしめっちゃ長い。

大学生のはなし

元々、私は大学入学前にデザインに興味があったのですが、美大に行けるほどのスキルや対策もしておらず、色々とあって、経営学部のデザインの授業も少しあるところに入学しました。経営学部なので経理や簿記といった授業もあるのですが、私の在籍していたコースは経営の科目を16単位しか取らなくてよく、ふんわりと「ものづくり」に興味があった私はマーケティングのゼミに入り、製品開発にまつわる授業を中心に受けていました。
そんなこんなしている間に始まる就職活動。「メーカーの企画職につきたい(?)」みたいなことを言い出す私。狭き門...ですよね。予想通り、何通か応募書類を送るものの不採用に。
その時、私が考えていた「ものづくり」は「形のあるもの」でした。
一方で「自分がこれが好きだな〜」と思える「もの」に携わりたいとも考えていました(これは今も変わっていません)。そこで自分が「好きだな」と思えるものを洗い出したときに「私、インターネットが好きじゃん」と気づき、インターネットの会社で働きたいという希望がそこで生まれました。

あと、私はデザインサークルと称したサークルに所属していたのですがそこでの経験も影響しています。サークルの主な活動は2つ。ひとつは年に1回の作品展(コンセプトに合わせてひとりひとり作品を作って展示する)。もうひとつが、学園祭のカフェ企画(お客さんがお茶を飲みながら、何かちょっとしたものを作ってもらえるように企画する&内装等も自分たちで考える)でした。
このふたつのうち、私は断然、学園祭のカフェ企画のが好きでした。「どうしたら楽しく作ってもらえるか」「どういう導線にしたら作業しやすいかな」と考えるのが楽しかったんです。お客さんが楽しんでいる様子が直にわかるのも嬉しかったな。2010年のことですから、UXなんて言葉はありませんが、今思うとあれは「良い体験を作りたい」と思っていたのかも。

インターネットのサービスや人に色々と助けてもらったり(これもいつか書きたい!!!)楽しんでいた私は「インターネット=体験を作れる場所」みたいな認識でいたんだと思います。

ウェブサービスのユーザーサポート時代

そんなこんなで、4年生の秋頃に駄目もとで応募書類を出したウェブサービスを運営する会社にアルバイトのユーザーサポートスタッフとして採用頂き、そのまま卒業後も継続させて頂きました。アルバイト先で技術者の方を身近に見て、自分も実際に手を動かす側に回りたいなと思うようになりました。もともとデザインに興味があったこともあわせて「ウェブデザイナー」という仕事を意識し始めます。
大分長い間悩みましたが「サービスのデザインのお仕事がしたい」と学生時代から合わせて2年半のユーザーサポートスタッフのお仕事を辞め、方向転換をし、ウェブデザイナーを目指し始めたのでした。

つまるところ

ウェブデザイナーを仕事に選んだ理由」は「インターネットが好きで、楽しい体験を生み出したくて、デザインに興味があったから」なのかなぁと思います。今のところ、デザイナーとしてサービスのデザインという仕事はできていませんが、サービスのデザインがやってみたいなという気持ちはあります。
まだまだ経験浅く、うぐぐ・・・となることも多いですが、今のウェブデザインのお仕事、とても気にいっています!

色んな人の仕事観に興味があるので、他の人にもこのお題で書いて欲しいー!