きさら堂でかぼちゃプリンを食べながら、本を2冊読んだ。
1冊目
GRAPHIC DESIGN 2014 グラフィックデザイン 2014
- 作者: SE編集部
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/06/18
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
かなりボリュームがある本だったので、まずは一通り読みつつも、気になる方のページに付箋を貼って、あとからポートフォリオサイトを検索、ブクマしてじっくり見ることにした。
graphicdesign2014に関するattsumiのはてなブックマーク
ポートフォリオサイトを一気にたくさん見て思ったのは、サイト上にブログがあると印象に残るということ。わたしが制作のプロセスとか作った人の思想とか気にするタイプだからかもしれないけれど・・・でもお仕事を頼むってなったときも、人となりが分かった方が良いようなきがします(この本に掲載されるほど著名なデザイナーさん方なので、お名前で検索するとインタビューなど出てくる事も多かったけれど)
足立詩織さんというグラフィックデザイナーさんの about ページがとくに印象的でした。
得意とする仕事や好きな表現方法とか、きちんと言葉にされていて、うんうんってついついうなづきたくなってしまう文章。きっとお客さんとも気持ちよくコミュニケーションをとっていらっしゃるんだろうなぁ・・。
私が得意とする仕事の中に、ウェディングのペーパーアイテムがあります。
招待状、プロフィールブック、ウェルカムポスターなどの紙アイテムです。
ゲストがそれを受け取ったときのことを想像し、
紙の質感、加工方法を考慮しながらデザインします。
家族の元に一生残るものですから、お気に入りのものに仕上げたいと思います。
時にプロのウェディングプランナーと組んで作り上げるウェディングは最高です!
結婚式1日だけのために、アイデアを出し合い世界に一つの式を作ることに協力できることは、
とてつもなく感動的です!グラフィックデザインの中でも、ポスターは私の一番好きな表現方法です。
http://adachi-shiori.com/
道行く人の心を瞬時に捉えるビジュアルを作るには、
インパクト、違和感、見た事のない、あれ?と思えるような表現。
必要な情報をどれも主張したがりそうに敷き詰めるのは好きではありません。
単調なレイアウトに、見る人は飽き飽きしてしまいます。
ポスターは冊子やフライヤーなどその他の印刷物に比べて、
正解を出しにくい媒体だと思います。
だからこそ道行く人にいたずらを仕掛ける子供のように、
遊び心を持ってワクワクしながら作っています。
そんなビジュアルづくりの楽しさは、ときどき展覧会などでも製作し、
わたし自身も楽しみ、模索し、見る人に表現の可能性と面白さを見てもらっています。
2冊目
- 作者: フレア,グラフィック社編集部
- 出版社/メーカー: グラフィック社
- 発売日: 2013/09/06
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
紹介されているロゴにどのフォントが使われているかが書いてあって便利。
「**フォントをベースにして、セリフ部分をアレンジしました」みたいな、「あるフォントをベースに一部改良したよ」みたいなものも見かけて、そういうことしていいのかってちょっと驚いた。(文字のアウトライン化して一部形を変えるって意味だとおもってる)
フォント、その形で完成しているものだから、それでしか使ってはいけないと思い込んでいた。
オリジナルの書体つくり、楽しそう!書体はともかく、ロゴのアイデアがいくつか浮かんだので形にしてみよう。たのしみたのしみ。